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(昨日の続きです)
ドイツの教育現場の取材を興味深く見た。小学生の頃から自分の意見をキチンと伝える訓練をしている。抽象画を見て自分の意見を言う授業では論理的に、かつ他の人と異なることを言う。さらに考えることの訓練。課題から思いついた単語を並べていき、そこから発表する文章を作っていく。時間はたったの1分でやらなければならない。番組では女の子がクラスのみんなの前に出て農業について的確でわかりやすい発表をしていた。 このような訓練を小さな時から行っているドイツでは、サッカーの試合でも互いのコミュニケーションがうまくいくので、勝利を収めているという。 番組にはアートディレクターの佐藤可士和がゲストで呼ばれていた。なぜデザイナーが?と思ったが、祖父が言語学者だという。彼は「仕事の中でも、自問自答することで、思考を先鋭化し、考えをぼけた写真がぴしっとピントを合わせていくような作業を行なう。」とコメントしていた。 デザイナーは、様々な表現の中から、問題を解決するためのビジュアルやアイデアを考えなければならない。そのためには、問題は何なのか、それにはどうするべきなのか?といったコンセプトを立てることが非常に重要な作業になってくる。色や形はその次である。もちろん、色形を決めるのにも、自問自答による思考の先鋭化は必要なのだが、いずれにしても非常に論理的な思考や本質を考える力が必要なのである。感性が豊かであればデザイナーになれると思っている人が多いが、それだけではダメなのですね。 僕も普段の仕事の中で、スタッフのデザイナーに、「高校生の現代国語の問題集を買ってきて勉強をしなさい」としつこいほど言う。言語力というのは思考するための重要な要素なのだ。 日本人のその部分の力が急激に低下しているという。教育方法の改善を速やかにしなければ、日本は本当にヤバイ事になる。 |
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NHKの「追跡AtoZ」で日本人の言語力の低下をテーマにしていた。
街で「あなたが思う日本の良さを説明してください」という問いに対して、サラリーマンも学生も、単語でしか答えられないシーンが取り上げられていた。 原因は共通一次試験のマークシートや携帯のメールだという。 日本人の言語力の低下に関しては以前からゆゆしき問題と感じていた。 OECD(国際協力開発機構)が主催のPISA(学習到達度調査)というテストを行ったところ、日本の成績が31カ国中前回は8位だったのが今回は14位という結果だった。このテストは3年ごとに15才の児童を対象に行っているのだが、低下率でいうとOECDのなかで最も大きかったそうだ。さらに読書をしない高校生の比率もOECDの参加国中最も多い。数学の能力も国際テストで順位が急激に落ちたことは以前から言われることだが「読解力」も落ちてしまった。日本の人材もこんな状態では、国際競争力も経済も将来は暗いよな〜。 |
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今年の大河ドラマは「龍馬伝」だ。司馬遼太郎の「竜馬が行く」を読んだのは20代前半のころだったろうか。ものすごく感化されて、独り言などを言うのも、しばらく土佐弁でしゃべっていたりしたりね。ヘンですね。
龍馬役が福山雅治で、ちょっとハンサムすぎる嫌いはある。ふうぼうは、ちょっと前にやってた江戸時代へタイムスリップの医療ドラマ「仁」に出てきた坂本龍馬役の内野聖陽のほうが、けっこう僕のイメージにはまっていたのだが。まあ、慣れていくしかないだろう。これからの演技力に期待しましょう。 しかし龍馬よりも岩崎弥太郎役の香川照之がめちゃくちゃうまい! 第1回の最後のシーンが印象に残る。 弥太郎「下士はのう、死ぬまで上士に押さえつけられるがじゃ!それは未来永劫変わらん!」 龍馬「この土佐は…下士が上士に虐げられられちゅうこの国は、もうみんな変わらん言うけんど、わしはそうは思わん。土佐もいつの日か変わる日が来るかもしれん」 弥太郎「下士が上士に勝つ日が来るいうがか」 龍馬「いいや、下士も上士ものうなるがじゃ」 弥太郎「はあ?はあ?!どうやったらそんな世の中になるがじゃ! 」 龍馬「それがわからん!毎日毎日考えるけんど……わからん。 わかっちゅうがは、けんかじゃ変わらんいうことぜよ。 上士とけんかしたち、何ひとつ変わりゃせん。」 下唇をかみ、泣き顔にゆがんだ弥太郎の顔がめちゃくちゃいい。 どうすれば良いかなんにもわからんけれど、しかしきっとそんな日がきっと来る。 そう信じることができれば、きっと今の状況を変えることができるはずですよね。 今の日本が、幕末の日本と重なって見えてしまうのは僕だけでしょうか。 |







